ペットの健康を守るために
デンタルケアについて
デンタルケアを怠ると、人間と同じように口臭・歯周病や内臓系にも悪影響をもたらします。
3歳になる頃には約8割が歯周病を抱えているとも言われます。小さいうちから口を開けられたり・触れたりすることに慣らしていき、歯磨きを習慣づけていきましょう。市販の歯ブラシでは難しいときは、指にガーゼを巻いて口腔内のマッサージしてあげてください。当院では歯石除去治療も行っておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。
ブラッシングから見る健康状態
ペットのブラッシングはリラックスだけではなく、皮膚の状態を把握する大切な行為です。抜け毛が目立つようであれば、注意深く見てあげてください。
- 左右対称の抜け毛 ホルモン異常の可能性
- 足以外の抜け毛 副腎皮質機能亢進症の可能性
- 円形の抜け毛 カビによる真菌症の可能性
- 背中・お尻の抜け毛 ノミアレルギーの可能性
- 耳・ひじなどをかゆがる アレルギー性皮膚炎の可能性
猫の日常動作から異常を感知
猫は犬と比べて慢性的な痛みが行動に表れにくいため、気づかないうちに関節系に異常が起きている可能性もあります。
下記項目より気になる箇所ありましたら一度ご相談いただくことをおすすめします。
- ジャンプの高低が以前よりない
- おもちゃで遊ばない、またおもちゃを追わない
- 寝ている時間が長くなった、また短くなった
- 段差を上り下りしなくなった、また動きが緩慢になった
- 寝起き直後の動作が鈍く、また緩慢さが目立つ
去勢・避妊手術の必要性
去勢・避妊の本来の目的は、望まれない妊娠によって理不尽に処分される捨て犬・捨て猫などを減らすということです。しかしそれだけでなく、ペット自身にとっては病気の予防にもなるため、手術を行うことをお勧めしております。
デメリットもありますので、去勢・避妊をお考えの際は、以下を参考にして頂ければと思います。
去勢・避妊のメリット
- 生殖器の病気予防(乳がん、前立腺肥大など)・発情期のストレス予防
- スプレー行動等の予防・望まれない妊娠の予防・攻撃性低下
去勢・避妊のデメリット
- 繁殖ができなくなる・肥満になりやすい・術後の痛みのストレス・全身麻酔
土屋動物病院
〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1670-78 TEL:0267-32-6500 FAX:0267-32-6543
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